2019年7月11日
世界遺産ドロミテでの4泊を終え、2泊したオルティゼーイの宿をチェックアウトしバスターミナルへ向かいます。この日は山岳地域を抜けてサルデーニャ島(Sardegna)へ渡る移動旅です。
北イタリアの車窓から
路線バスに乗りカステルロット(Castelrotto)で乗り換えてボルツァーノ(Bolzano/Bosen)へ。ボルツァーノは2011年、2013年にも訪れています。

宿でもらったバスチケット(数日間有効)が大活躍
ボルツァーノ(Bolzano/Bosen)からECB列車でヴェローナ(Verona Porta Nuova)へ。ここでユーロスター・フレッチャロッサ(FrecciaRossa)に乗り換えてミラノ中央駅(Milano Centrale)へ。また乗り換えて特急インテルシティ(InterCity)でジェノヴァ(Genova Piazza Principe)へ到着。
オルティゼーイ カステルロット ボルツァーノ駅 BBQ?(笑)
列車のチケットは早割の「Economy」や「Super Economy」の座席がとれたのもあって、ユーロスター・フレッチャロッサ(FrecciaRossa)は2等プレミアム席、特急列車インテルシティ(InterCity)は1等席。

↑お得で快適でしたが、どうでもよい話でした(笑
何度目かの夜行フェリー
ジェノヴァ港21:30出航の夜行フェリーに乗り、下船はサルデーニャ島最北部のポルト・トレス(Porto Torres)です。このフェリーはさらに先の航路があり、終着港はどこだったんでしょうか。サルデーニャ島南端のカリアリ(Cagliari)かな...。

カリアリへはあとで陸路で行きます。
ジェノバ港ターミナル内に大きなスーパーがあったので夜食や、あと念のため下船前・下船後の軽食を買い込みました。
フェリーといえば船内の豪華さがウリなイメージですが、相変わらず一般客室や座席・雑魚寝スペースとのギャップに違和感があったり、なかったり。(笑)
予約と異なる客室(よくある)
確かチケットを予約したとき「窓ありツインベッドの客室」を1人で利用の指定でしたが...。
乗船したところ、なぜか2段ベッドを両脇に備えた「窓あり4人用客室」に変わっていました。
まぁイタリアではよくあること、ということで...。(笑
2人用客室は実際2人で利用する乗客に割り当てて、1人客は空きの多い4人部屋へ...ということでしょうかw。夏のハイシーズンとしては時期が早かったのか「乗客少ないのかな...。」と感じていました。
4ベッド客室の方がスペースが広くゆったりしていたので、結果OKです。(笑)
水の出がいまいち(笑) 出港
初めて夜行フェリーを利用したのは2014年。
別称「ローマ港」のチヴィタヴェッキア(Civitavecchia)から、サルデーニャ島北東部にあるオルビア(Olbia)へのルートでした。その直前の、山での旅程3泊がすべてポシャった「◯リタリア航空の預け荷物ロスト」が記憶に蘇ります。その詳細は機会があれば、また...。
謎の大遅延
ポルト・トレス港へ7時半到着で以降の予定を組んでたところ、下船まで謎の大遅延。
下船のため集まった人とともにかなり待たされ、本数の少ないポルト・トレスからアルゲーロ(Alghero)直行のバスに乗れず、サッサリ(Sassari)行きのバスに乗り、サッサリでアルゲーロ行きのバスに乗り換える遠回りルートに変更しました。

10年前の自分ならここで途方に暮れて、諦めて日本へ帰ってたかも。(大袈裟)
ポルト・トレス サッサリのバスターミナル アルゲーロ行きのバス アルゲーロ港付近
予定よりだいぶ遅れてアルゲーロの宿(B&B)へ到着、それでもチェックイン時間前だったので少し待って部屋へ入れました。
全体的にゆったり 広すぎる浴室 シャワーブースも広め ヨーグルトはなぜか3つ
清潔感がありインテリアセンスの良いお部屋です。
このB&Bはメールで送られてくるセキュリティ番号でメインエントランスのドアとB&Bのあるフロアのドアを開けます。さらにメールに記載された番号の客室ドア脇にカードキーが置いてあり、そのカードキーで客室を利用する形です。
朝食は最低限の軽食(袋入りのクロワッサン、甘いスナック類、ヨーグルト、飲み物)が予め部屋に用意されているのみです。たまたまかもしれませんが清掃スタッフ以外の人に会わず、パスポート提示もしませんでした。(謎)
フェリー下船前にシャワーを浴びておいたので、この宿では荷物を置いたらサササッとサブザックに荷物を準備して、宿から徒歩わずか数分のバスターミナルへ向かいました。
小さなピンチ続き
行くはずだったカッチァ岬へのバスが、昼過ぎ以降は遅めの夕方発しかなく、しかも切符売り場も閉まっています。この日岬へ行くのは諦めるしかないかなぁ...と、ブラブラとブラついて港で暇をつぶそうとしていたところでした。

諦めも大事だけど...
こんなとき、とにかく歩き回ったら都合の良いものを見つけてしまうものなんですよね。港からカッチァ岬までの船が出ています。
長い行列のできているアッチの船はざっと見たところ料金が安いからで、ほぼ並んでなくて空いてるコッチの船に即決して乗船しました。

「早い・安い・美味い」が良いとはかぎらない。(吉○家)
ではでは、カッチァ岬へGO...。(つづく)