カーラ・ゴロリッツェ(Cala Goloritze)トレッキング道往復〜バウネーイ(Baunei)

2019年7月17日

前日、時間が遅くなり往路トレッキング道がクローズでしてしまったために諦めた、カーラ・ゴロリッツェ(Cala Goloritze)のビーチへ行きます。

目次

意外な朝食

この宿ではてっきり朝食なしの素泊まりと思い込んでいたのが、チェックアウトしようと1Fへおりていったら、宿スタッフが朝食の場所を教えてくれました。

奥まった屋内の落ち着いた朝食スペース。昔は馬小屋や納屋などで使用されていたかと思われる、大きな扉と広い空間。

朝食内容はごくイタリア式なシンプルなものですが、ひとつひとつがどれもとても良いです。

こんな荒野のぽつんとある宿だからこその良さがつまっています。

Tomo

いちばんのり

朝食を終えてから、宿代を払いチェックアウトと同時に、サブザックに詰めたもの以外をメインザックにまとめて宿に預け、カーラ・ゴロリッツェ(Cala Goloritze)のビーチへと出発しました。

丈夫な靴は必携!

既に炎天下、宿からトレッキング道入口へ向かいます。そこで6ユーロ支払い諸注意を受けたのち、歩き始めます。

カーラ・ゴロリッツェまで、宿からの距離は5.7km、トレッキング道入口からの距離は約4kmです。

トレッキング道の序盤は足場がとても悪く、土から尖った岩が無数に出ていてソールの薄い靴では足や靴を傷めたり、トゲトゲの岩を避けて歩くうち躓いてケガしそうです。

サンダルやウォーターシューズ、薄底のスニーカーなどでは係員が通してくれないでしょう。トレッキングシューズや厚底のスポーツシューズ、しっかりしたウォーキングの靴ならば大丈夫でしょうか…。

ゴア・テックス(GORE-TEX)たのもしい(笑

このトゲトゲの道を過ぎると、砂利やゴツゴツ岩が堆積する下り坂です。難所はほぼありませんが、登り下りの岩場歩きに慣れていないと体力的に厳しそう...。時間をかけてでもゆっくり歩き、なお炎天下では日陰で休憩をとりつつ行きましょう〜。

尖った巨大岩が見えてくるとカーラ・ゴロリッツェのビーチはもう間近。

崖下の秘境

ビーチからすぐ崖になっていて、トレッキング道から崖の階段を下ります。階段の下には係員が数人いて、チケットをチェックします。ボートなど海からの上陸は制限されているんでしょうか…?

まだ午前中なので一部ビーチに高台から付近の山の陰がありますが、陽が高くなってくるとビーチ全体が明るく輝きます。屈指のビーチらしく海水もクリアー。

ウォーターシューズも水着もゴーグルも持ってきたのでここでひと泳ぎしました。「ひと泳ぎ」といってもカナヅチなので波打ち際で浸かっていた程度です。

この日は波が荒く、海水の透明度はそこそこでした...。

崖上の絶景

その後いろいろ写真を撮っていると係員が話しかけてきて、崖をのぼった高台の方などの撮影スポットへ連れてってくれるらしいです!

「ちょっと危険な場所だけど行ってみる?」と。(笑)

Tomo

( ゚∀゚) ワォ
もちろん行きますって。

係員もトレッキングシューズ(というかそれはトレイルラン用?)に履き替えます。

まず1箇所目は高台の古木からビーチを眺める場所。

つづいて2箇所目は、登山経験の有無と、本気で行くかどうかの承諾を尋ねられた難所でした。

崖の上のうっすら道とわかる林の中を進み、海から切り立つ岩壁の方へ下っていきます。

そして確実に傾斜60度以上はある岩壁にへばりついての横移動、すこし「ボルダリング」が入っている感じがしました。もし踏み外して落ちたら下は海。機材もろとも水没です。(笑

その先は、奥行きのある大きな洞穴でした。

ビーチからはまったく見えないので、ビーチに来ただけの人は知りえない場所。ただビーチの波打ち際から少し泳げば見えそうではあります。

高台と洞穴で写真を撮りビーチへ戻ったあと、景色とともに数カット係員さんの写真も撮ったので、その写真を送ってほしいと言われました。いやいやいや、お安いご用ですww。

Tomo

こんな場所まで連れていってくれて、物凄く感謝!

暑さも増し水も食料も尽きかけてきたので、またトレッキング道を辿って宿へ戻ることにします。

名残惜しい出発

トレッキング道の入り口のところまで戻ってきて、バール(飲食店)でパニーノと苺シェイクをたのみ、このあとのバウネーイへの徒歩(約9km)に備えエネルギー供給しました。

宿に着き荷物をひとつにまとめ、宿のスタッフに感謝を伝え、出発です。

バウネーイの街へまた延々と9.5kmの徒歩です。もうちょっとここにいたかったなぁ、と思いながら。

アスファルトの道へ入り、ふと振り返ると、ロバが後をついてきていました(笑

疲労困憊

カーラ・ゴロリッツェからのトレッキングとあわせるとかなりの距離を踏破し、疲労困憊で宿へチェックイン。ひと休みしてからの夕飯は、バス通り沿いで見つけたピッツェリアへ。

疲労もあってベッドサイドの明かりを点けっぱなしで寝てしまうという…w。

翌日は今回3度目となる、カーラ・ゴノネ(Cala Gonone)の街へ向かいます。

Tomo

つづ…け(希望)

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