2008年8月11日
帰国前日のこの日。ローマ帝国ハドリアヌス帝が118〜138年にかけて建てさせた広大な別荘跡であるヴィッラ・アドリアーナ(Villa Adriana)へ行くことにしました。
アクセスは地下鉄&バスのルートで
ローマから現地までのルートはおもに2通り。
- メトロB線でポンテ・マンモロ(Ponte Mammolo)まで行き、Co.Tral社バスのティヴォリ行きを利用
- ローマから列車でティヴォリまで行き、CAT社バスの4番を利用
とりあえず 1. のルートで行くことにしました。
テキトーなバス停で降りてしまう
下調べが中途半端だったので「この辺かな?」というテキトーなバス停で降りてしまいました。ど晴天の炎天下を地図を頼りに歩きます。
道中に美しい並木がありました。
ヴィッラ・アドリアーナ(Villa Adriana)の管理設備らしき場所に着き、チケットを購入。早速、遺跡群探索開始です。
広大な遺跡群を歩く
遺跡の総面積は120ヘクタール、うち見学可能なエリアはおよそ40ヘクタールだそうですが、それでもエリア内は徒歩移動のため広大です。
ハドリアヌス帝は、ローマ帝国領土の様々な場所に遠征・視察し、その「旅」で気に入った要素を自身の別荘に再現しようと、帝国領土内の各所を偲ばせる建物や神殿、大浴場など、エジプト・ギリシャ・ローマ的諸要素をもった建物群が見事に調和して建てられたのだそうです。
いちばん大きな池の周囲を歩き、さらに奥へ。
カノープス(Canopus)
ここは、カノープス(Canopus)と呼ばれる遺構で、かつて美しい大理石像が並ぶ美しい池(プール?)と神殿があったそうです。度重なる略奪などで失われ、造形や像の多くは修復により再現されています。
2008年8月12日
いろいろありまして ...
ローマで帰国前泊のため宿泊したホテルでいろいろあり(詳細は省きますw)、帰国のKLM便に搭乗できなくなってしまいました。
すぐKLM/AirFranceのカウンターで当日搭乗可能な便への変更をしていただけました。対応していただいたAirFranceの方に本当に感謝しています。
出国〜ローマはオランダ・スキポール国際空港経由でしたが、帰国便はCDG(シャルル・ド・ゴール)経由になりました。
空港内は軍っぽい制服の人が2-3人で見回っていて、撮影していると「だめだよ」と言われます。(笑)
CDGでの待ち時間が長かったですが、夜になりやっと出発便へ搭乗です。
イタリアへの旅2年目。いろんな初挑戦をしながら、次回はもっといろんな場所へ行きたいという思いが大きく強くなった旅でした。
つづく